
【ヨコハマサイト】日本郵船氷川丸「旧三等食堂」へのルート案内&みどころのご紹介
ヨコハマサイトの会場のひとつ、日本郵船氷川丸「旧三等食堂」では、田村友一郎さんの《γ座》を公開しています。 《γ座》は、横浜に座する“かつて”主役として栄えた技術や建物にまつわる話を“かつて”の船舶通信技術であるモールス信号を駆使し展開したサウンド・インスタレーションです。 今から150...
ヨコハマサイトの会場のひとつ、日本郵船氷川丸「旧三等食堂」では、田村友一郎さんの《γ座》を公開しています。 《γ座》は、横浜に座する“かつて”主役として栄えた技術や建物にまつわる話を“かつて”の船舶通信技術であるモールス信号を駆使し展開したサウンド・インスタレーションです。 今から150...
ザオ・ザオ(赵赵)、イアン・チェンは、日本で初めて本格的に紹介される近年活躍の著しい若手アーティストです。 ザオ・ザオ(赵赵)の《プロジェクト・タクラマカン》は、作家の出身地であり、たびたび民族問題の舞台となるタクラマカン砂漠の真中に、冷蔵庫を運んで配線し、冷えたビールを飲むという行為を映像にした作品です。ユーモアと壮大なスケールで、かつてシルクロードで様...
ヨコハマトリエンナーレ2017では、日本の近代化の起点となった横浜の歴史や横浜をテーマにした作品も展示されます。 横浜の歴史的遺産である横浜赤レンガ倉庫1号館では、小沢剛が、物故著名人の海外での活動に焦点を当てた「帰って来た」シリーズを新たに発表します。明治の世を駆け抜けた横浜生まれの伝説的な思想家・美術史家を蘇らせます。 ...
ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」の開幕まであと38日となりました! 今日は展覧会の見どころをご紹介します!! アイ・ウェイウェイは、常に自らの置かれた社会状況に関わり、芸術概念を拡張するかのような活動を推し進めています。ヨコハマトリエンナーレ2017では、メイン会場となる横浜美術館の外壁と柱に、救命ボートと難民が実際に使用した救命胴衣を用いて、難民...
アートは、多元性や多様性を取り入れながら私たちを思いかけず感動させ、また対話へと導く 今日、ビエンナーレやトリエンナーレは、数の増加とともに「マルチ・セントリック」になり、目的の多様化、ジャンルもアート以外を横断して扱うようになりました。「島と星座とガラパゴズ」は、アートを通して、日本と世界の関係を考える時...
アートなら、人種、宗教、価値観の摩擦を、繋げることで和らげることができるのではないか 世界が、今、複雑なコンピュータの配線のようにぐちゃぐちゃに絡み合っているとすると、アートは、その配線を繋ぎ変えたりして他の新しい視点を見せることで、人に新たな発見や刺激を与える。私は、アートには、何かの役割を果たす可能...
海は世界を繋げると同時に遮るもの、それが美術や文化を発展させました 星座は、人間が様々な想像力を働かせて作り出したひとつの形です。同時に、海を航海する人々の目印にもなりました。その海に囲まれ、それが障害となった島がガラパゴスです。そこでは、長い歴史の中で様々な生物が独自の進化を遂げました。海は、世界を繋...
繋がることで「Contamination(混こう)」されて、強さを得るのです 「島と星座とガラパゴス」を考える上で、「contamination(混こう)」といことばをご紹介しましょう。私は、これを「他者との関係により自己が変わり続けていくこと」と定義し、変化への抵抗感や孤立した状態を失うことへの恐れに関連...
私たちは、適正なサイズの社会に軸足を移す、「地方(じがた)」として自立する必要があります 現在、私たちは、エネルギーや経済の動き、富の分配の仕組みといった生活基盤を、自らの手でコントロールすることが困難になっています。この濁流から這...
0と1の間には「無限」があり、アートは、それを取り扱うものだと思うのです 今の世の中、全ての信号がデジタル化され、そこは、0と1しかない完全な「コピー」の世界です。私は非難しているのではなく、そうなることが、現代社会の必然であったのです。ただ、この流れが世界を動かすようになっていることには、ちょっ...