アートプログラム NEWoMan ART Window「Hi and Bye」髙橋銑

2024.4.1(月)−5.31(金)

JR横浜駅⻄⼝にある商業施設ニュウマン横浜(運営会社:株式会社ルミネ)では、「NEWoMan ART Window」にて、髙橋銑による「Hi and Bye」を、2024年4⽉1⽇(⽉)から5⽉31⽇(金)の2ヶ⽉に渡り展開します。
ニュウマン横浜では、“New sense My story from YOKOHAMA”をテーマにお客さまの価値基準を広げるsenseを提案し、お客さまそれぞれのstoryが息づく場所を提供できるよう「NEWoMan ART Window」にて、様々なアーティストの展示の展開を行ってきました。
今回は、第8回横浜トリエンナーレ「アートもりもり!」のアートプログラムに参加し、ディレクターに佐々木 真純、アーティストに髙橋 銑を迎えて実施します。
「Hi and Bye」は、様々な外的要因によって飛行が左右されてしまう紙飛行機をモチーフにした作品です。空を舞う紙飛行機の姿は、野草のようなわたしたちの儚くも美しい姿を映し出します。

髙橋銑は東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程を2021年に修了し、近現代彫刻の保存修復に携わりながら、自身も立体作品をメインに作品制作を行なっています。今回の作品は「紙飛行機 」をモチーフにして制作されました。

▼アーティスト 髙橋銑コメント
私は現代美術の分野で作品制作をするかたわら、彫刻作品の保存修復にも携わってきた。保存修復の仕事のなかで培われた美術作品への洞察を起点に、作品の永続性、ないしはこの地球上にあるすべての生き死にに対して考えを巡らせてきた。本作は紙飛行機をモチーフとしている。
紙飛行機を飛ばす瞬間、それは遠くまで届けという思いの発露である。
鑑賞者には本作で切り取られ、仮止めされた「瞬間」を人間の様々な営みと重ね、
彼/彼女らをとりまく物語に思いを馳せてもらいたい。
今回の横浜トリエンナーレのテーマ「野草、いまここで生きてる」を聞いた際に思い浮かぶのは、毎日を生きる様々な人の姿、つまり様々な彼/彼女の物語だ。

▼ディレクター 佐々木 真純コメント
今回のトリエンナーレのテーマを目にしたとき、不確かで不安定な世の中を生きる人々の姿が思い浮かぶとともに、物事の生と死や、変化し続けるあらゆる事象に向き合うことで生まれる髙橋さんによる作品群が目に浮かび、今回の展示につながっていきました。今回のために制作される作品「Hi and Bye」は、様々な外的要因によって飛行が左右されてしまう紙飛行機をモチーフにしています。空を舞う紙飛行機の姿は野草であるわたしたちの儚くも美しい姿を映し、また、わたしたちを励ましてくれるでしょう。

会期

4.1(月)−5.31(金)

会場

ニュウマン横浜 NEWoMan ART Window

主催

株式会社ルミネ ニュウマン横浜

ディレクター

佐々木 真純

アーティスト

髙橋銑