9/11開幕 BankART Life Ⅵ「都市への挿入」川俣 正ー横浜アート巡りチケットで鑑賞する 

2020.07.14 Tue

ヨコハマトリエンナーレ2020では、「BankART Life Ⅵ」「黄金町バザール2020」も一緒に楽しめる横浜アート巡りチケットを発売中。

第2回横浜トリエンナーレ(2005年)の総合ディレクターを務めた川俣正氏の展覧会がBankART Station他で、9月11日(金)から開幕します。

 

現在、急ピッチで開発が進んでいる、みなとみらい新高島地区。建蔽率を抑え、容積率をボーナスし、20%の面積を市民へ開放する等のルールが効果を発揮し、市民に開かれ、工夫をこらし美しくデザインされた建築群の街が誕生しつつある。ところが、街全体を見渡すと、この地区を楽しみ、散策するようなネットワークされたルートがないことに気づく。いくつかの軸線は設けられているので、近い将来は展開するかもしれないが、それにしても街としての親密さが感じられない空間が続く。

今回、私たちは、こういった場所に建築的な表情をもつアートインスタレーションを挿入することを試みたい。インスタレーションの都市への挿入は、プロセスそのものが、見る人がそれまで気づかなかった都市の構造や仕組みをディスクローズしてくれる。「空き地」や「眠っている場所」は役に立たず、生活に関係のない場所だと思われがちだが、そういった場所にこそ、都市の新しい可能性が隠されている。

それまで他人の領域には無関心な、ここで働く人、訪れる人が、都市の中に自らの場所を見つけ、都市に住まわされているのではなく、都市に積極的に棲んでいこうとすることを、このプロジェクトから感じることができるはずである。

川俣氏は世界中の様々な都市空間でプロジェクトを行い、常に新しい視線を街になげかけてきた作家である。氏のプログラムに携わった人たちは、大きな影響を受け、その後、各人自ら積極的に都市に関わっていく。

このアートプログラムは、「ヨコハマトリエンナーレ2020」と連動し、トリエンナーレの2 会場とは徒歩圏内である。また、資生堂や日産等、市民との共有を深く考慮した建物群やみなとみらい地区に数多く点在するパブリックアートを繋いでいく事も試みたい。この地区全体を「アーバンミュージアム」として位置付け、都市に棲む人が自由に楽しめる散策路を構築したい。

 

 

川俣 正|Tadashi Kawamata

1953年北海道生まれ、フランス在住。主な展覧会・プロジェクトに2010年~13年「川俣正・東京インプログレス」(東京)、1997年「椅子の回廊」(Festival d’automna Paris、サルペトリエール病院サン・ルイ教会、フランス)、1996~99年「ワーキング・プログレス」(アルクマー、オランダ)、1987年「Destroyed Church」(ドクメンタ、カッセル、ドイツ)などがある。著書に『アートレス マイノリティとしての現代美術』(2001年、フィルムアート社)がある。

 

《Expand BankART》 BankART Studio NYK/ 横浜、2012

 

 

 

 

 

開催概要

会期:2020年9月11日(金)〜10月11日(日)

休場日:毎週木曜(10/8を除く)

時間:11:00~19:00

会場:BankART Station、みなとみらい地区、R16 studio

料金:1,000円(単独パスポート、高校生以下無料)※会期中何度でも入場可

主催:BankART1929

共催:横浜市

お問い合わせ:045-663-2812 info@bankart1929.com

http://www.bankart1929.com

 

《Expand BankART》 BankART Studio NYK/ 横浜、2012

 

 

アクセス:BankART Station、みなとみらい地区、R16 studio 

 

 

横浜アート巡りチケットはこちらから

一般2,800円 大学生・専門学校生2,000円 高校生以下800円

BankART、黄金町、ヨコトリ2020と別々に購入するより1200円もお得です。