お知らせ
「第9回横浜トリエンナーレ」展覧会キービジュアルについて
第9回横浜トリエンナーレの展覧会のキービジュアルは、ベルリンを拠点に活動するクリエイティブ・エージェンシー「Studio YUKIKO(スタジオ・ユキコ)」がデザインしました。

キービジュアルについて
螺旋状のうねりで表現した「ホエールフォール」
海は、そこを行き交うものとともにあります。そして、そこで流通する思想やイメージ、情報は、海の絶え間ない動きとともに変化します。ある場所から送られたシグナルは、海底で明瞭さと不明瞭さのあいだを螺旋状に漂い、別の場所でふたたび浮上します。螺旋を描く文字は、このように海中を上昇・下降する運動を視覚化しています。また、情報の循環やゆがみ、そして「ホエールフォール(鯨骨生物群集)」の二面性、すなわち、終わりが始まりにつながることをあらわしています。
化石になった横浜トリエンナーレのロゴ
化石のように表現された横浜トリエンナーレのロゴ「Y」は、現在の姿を未来に残る痕跡としてあらわしています。古い仕組みが崩れても、新たな生態系が生まれることを示唆します。
有機的に変化する文字
ドットマトリクスを用いた可変書体を取り入れることにより、文字が上昇するにつれて徐々に大きくなり、有機的な形へと変化します。ドットはひとつひとつが新たな可能性やエコシステムをあらわしています。
海をあらわす色彩
深海をあらわす青と深い赤色を背景に、明るいコーラルレッドと柔らかな緑を組み合わせ、暗い深海から生まれる希望や可能性、そして新たないのちを表現しています。
Studio YUKIKO

Studio YUKIKO(スタジオ・ユキコ)プロフィール
2012年に設立されたベルリンを拠点に活動するクリエイティブ・エージェンシー。ファッション、テクノロジー、文化、アートなど幅広い分野で、独自のコンセプトに基づくコミュニケーションデザインを手がけ、数多くの賞を受賞している。世界各地に埋もれていた物語を掘り起こし、地域コミュニティの声や営みを伝えるとともに、インターネットや現代文化に目を向け、新たな視点を提示する。継続的なリサーチを通じて、新たな視覚表現の可能性を探求し、文化、社会、テクノロジーへの理解を深めることを目指している。主な仕事に、第36回サンパウロ・ビエンナーレ(2025年)、世界文化の家[HKW](2023年)のVI計画など。
WEBサイト:https://y-u-k-i-k-o.com/
Instagram:@studio_yukiko
開催概要
第9回横浜トリエンナーレ「クジラのねむる場所、竜宮からのたより」
| アーティスティック・ディレクター | コスミン・コスティナシュ、インティ・ゲレロ |
| 会期 | 2027年4月23日(金)~9月12日(日)[124日間] ※休場日:毎週木曜日(4月29日、9月9日を除く)、4月28日(水) |
| 会場 | 横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1) |
| 主催 | 横浜市 (公財)横浜市芸術文化振興財団 NHK 朝日新聞社 横浜トリエンナーレ組織委員会 |