連続講座「アートとコミュニティ」4回目のお知らせ 
2010年07月20日

「アートとコミュニティ」第4回目のお知らせ

 横浜トリエンナーレ・サポーター事務局共催プログラム
「アートとコミュニティ」第4回目を
今週金曜、23日にヨコハマ創造都市センター3階にて開講します。


〈日時〉
7月23日(金)18時〜20時
※進行により、延長する場合がございます。


〈場所〉
ヨコハマ創造都市センター 3階スペース(横浜市中区本町6-50-1)

〈テーマ〉
アートによる地域の再生、アメリカの事例から
 〜アメリカ中西部の事例から、特色ある地区再生について〜


〈ゲスト講師〉
遠藤新氏(工学院大学工学部准教授)


〈対談者〉
鈴木伸治氏(横浜市立大学国際総合科学部准教授)
※お二人のプロフィールは末尾をご参照下さい。

〈概要〉
 横浜が誇る美しい街並、その一角を担う
「横浜元町ショッピングストリート」。

そのデザインは、豊かな生活と産業の発展に貢献した
優れたデザインであるとして、
2005年度GOOD DESIGN AWARD(建築・環境デザイン部門)を
受賞しました。


第4回目のゲスト講師である遠藤新氏は、
都市デザインの専門家として参加したひとりであり、
2002年度には「岩手県大野村・夢あかりプロジェクト」が
JCDデザイン賞優秀賞を受賞するなど、
アーバンデザインの手法が高く評価されています。


今回の講義では、都市計画の進捗に寄与した個人・団体に与えられる
日本都市計画学会論文奨励賞(2004年度)を受賞した
「地区を顕在化する都市再生手法の研究
〜米国中西部ダウンタウン・フリンジの再生戦略を中心に〜」に
基づいた講義を行って頂きます。

1940年代アメリカ中西部のダウンタウンエリアは、
大規模な都市整備から一旦は地区毎の特徴を失いつつも、
既存の倉庫街等の利用から発展したアート・ディストリクトなどの
出現により特徴ある地区再生を果たしました。
そのようなアメリカの事例紹介から、論点を日本に移し、
都市デザインの視点から地区再生のあり方について論じて頂きます。


「アートとコミュニティ」連続講座の中で、
都市計画の視点から講義を行うのは今回限りです。

みなさま、お気軽にご参加ください!

〈ゲスト講師〉
遠藤新氏(工学院大学工学部准教授)
1973年愛知県生まれ。
東京大学大学院助手、関東学院大学工学部非常勤講師、
金沢工業大学環境・建築学部講師を経て2009年より現職。
都市デザイン・都市保全計画・まちづくりを専門とする。
北沢猛氏を中心とした「横浜元町ショッピングストリート」の
都市デザインに参加、
2005年度GOOD DESIGN AWARD(建築・環境デザイン部門)受賞。
「地区を顕在化する都市再生手法の研究
〜米国中西部ダウンタウン・フリンジの再生戦略を中心に〜」論文が
2004年度日本都市計画学会論文奨励賞受賞。


〈対談者〉
鈴木伸治氏(横浜市立大学国際総合科学部准教授)
1968年大阪生まれ。
東京大学大学院助手、関東学院大学工学部土木工学科助教授を経て、
2006年より現職。専門は都市計画・都市デザイン・歴史的環境保全。
近年は横浜市創造都市アドバイザーとして、
文化芸術と都市デザインの融合に取り組む。
黄金町バザール実行委員会委員長、
NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター理事として、
黄金町のまちづくりに関わる。


〈主催〉
北仲スクール(横浜文化創造都市スクール)
NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター


〈共催〉
横浜トリエンナーレ・サポーター事務局


〈お問い合わせ先〉
北仲スクール(横浜文化創造都市スクール)
横浜市中区北仲通5丁目57−2
TEL:045−263−9075/E-mail:info@kitanaka-school.net
担当:中川・児玉