YOKOHAMA 2005: International Triennale of Contemporary Art

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ディレクターズ・ダイアリー

ダイアリーについて
横浜トリエンナーレ2005総合ディレクターに就任して以来、打ち合せ、会議、調査旅行、プレゼンテーション、会場設営、オフィシャルな催事への出席など、今までにない忙しさで毎日が過ぎていきます。この期間限定の役割に於いて、たぶん、二度と体験できないこの時間を、自分が何をどのように考え、行なったかを振り返るために、日記を記述し始めました。これは、私個人の日々の記録であるとともに、横浜トリエンナーレ2005のディレクターというオフィシャルな立場の人間の活動公開記録でもあります。 (川俣 正)

12月31日(土)  都内

横浜トリエンナーレ2005のオフィシャルなディレクター業務はスタッフ同様、本日をもって終了するので、このディレクターズ・ダイアリーも今日までにしたいと思う。一年間ご拝読ありがとうございました。

 

12月28日(水)  横浜

厚生センターで忘年会を行なう。キュラトリアルのスタッフは契約上、全員12月31日づけで解雇になる。残務処理やドキュメント制作スタッフを除き、事実上今日が全スタッフでの最後の仕事日になった。全員お疲れさまということでビールで乾杯し、鍋をつついた。

 

12月26日(月)  横浜

安斎氏と数時間かけ、ドキュメント本のために、まずはカラーと白黒をあわせ全部で300枚ほどの写真を選ぶ。これで年内中の仕事はとりあえず、なんとか終わらせることができた。

 

12月25日(日)  横浜

展示会場から出た廃品を安価で引き取ってもらう。ほとんど廃棄処分にお金をかけるよりましな程度のわずかな値段であった。

 

12月22日(木)  横浜

ZAIMの二階で次回に向けた横浜トリエンナーレ作戦会議を行なう。市民団体と第二回目終了以降のトリエンナーレをどのように継続するかを話し合う。

 

12月20日(火)  横浜

朝、横浜市役所に行き、市長にトリエンナーレ会期が無事終了したことを告げ、市長から労いの言葉をいただく。とりあえずこれで今回の公的な業務の責任は果たしたことになるのだろうか??

   

 

12月19日(月)  横浜

会場内の作品の撤収が始まる。朝9時からキュラトリアルのスタッフ全員が忙しく働いている。まずは機材関係から撤収を行ない、すこしずつ作品を梱包していく。昼頃、野村誠君が楽器を持ってきて解体作業の会場内で演奏活動を行なう。展覧会がまだ続いているようで、感嘆した。

 


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