YOKOHAMA 2005: International Triennale of Contemporary Art

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参加アーティスト詳細-O

〔作品写真〕大榎淳

大榎淳+上屋番+みかんぐみ (日本) /Jun Oenoki + Warehouse Keepers + MIKAN 44

大榎淳(1962年佐賀県生まれ。東京都在住)は電子装置によるインスタレーションやパフォーマンスを数多く制作しているが、自由ラジオ局「下北沢ラジオホームラン」に参加(1984~1994)するなど、自由ラジオやストリーミングの活動も積極的に展開してきた。今回は建築家ユニット「みかんぐみ」(1995年に設立)とのコラボレーションにより、移動型の放送局が構想されている。ラジオ局は日々、会場内を移動し、さまざまなゲストや観客、アーティストを巻き込んで、ライブ番組を発信していく。放送はFMラジオを使えば、会場内のどこででも受信できる。会場内の多様な出来事をつなぐメディアとなるとともに、目には見えない領域に広がった、もうひとつの横浜トリエンナーレ会場になるだろう。多くの人々がここに入場し、退場し、出会い、交流する。なお「上屋番」(2005年に結成)は、今回プロジェクトのために結成された学生や市民によるラジオ企画運営ユニットである。

大榎淳URL
みかんぐみURL

〔作品写真〕オン・ケンセン(フライング・サーカス・プロジェクト)

オン・ケンセン(フライング・サーカス・プロジェクト)(シンガポール、カンボジア、マレーシア、ラオス、インドネシア、ミャンマー) / Ong Keng Sen (The Flying Circus Project) 45

オン・ケンセン(シンガポール) 1963年シンガポール生まれ。シンガポール在住。URL
レイヨム芸術文化研究所 (カンボジア) 1998年設立。URL
アミール・ムハマド (マレーシア) 1972年マレーシア、クアラルンプール生まれ。クアラルンプール在住。URL
コンティニューム・アジア・プロジェクト(ラオス) シアターワークス(シンガポール)による18ヶ月間のプロジェクト。
ティンティン・ウリア(インドネシア) 1972年インドネシア、デンパサール生まれ。 ジャカルタ、デンパサール、メルボルン在住。URL
ポポ、ミィン・モー・アゥン、ソー・ナイン (ミャンマー) ミャンマー、ヤンゴン在住。

オン・ケンセンはシアターワークスのアーティスティック・ディレクターとして数多くのパフォーミングアーツ、舞台芸術の演出を手がける。1994年より時代と国とジャンルを超えた異文化交流型ワークショップ「フライング・サーカス・プロジェクト」を組織、2002年よりドイツ政府の文化交流機関<世界文化の家>(ベルリン)が主催するフェスティバル「InTransit(イン・トランジット)」のキュレーターに就任。演出家としての主な作品に「リア」「シノワズリー」「サンダカン晩歌」など。 2006年ニューヨークの「キッチン」でSummer Institute芸術監督を務める予定。
今回のトリエンナーレでは、「フライング・サーカス・プロジェクト」のタイトルで複数の国とジャンルにまたがるアーティストのコラボレーションによるインスタレーションとワークショップを展開する予定。

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〔作品写真〕オープンサークル

オープンサークル (インド) / Open Circle 46

URL1999年にインド・ムンバイで設立された、アーティストイニシアティブのNPO団体。

シャルミラ・サマント(Sharmila Samant)、トゥシャル・ゾーグ(Tushar Joag)、アルチャナ・ハンデ(Archana Hande)をメンバーとし、内外の美術・文化機関等からの支援により活動を行なう。グローバリズムによる文化の均質化や非主流を排除する動きを多角的かつ批判的にとらえ、公共空間における対話やワークショップを通じ、支配的な文化や政治的状況への介入を試みる。主な活動として、第8回ハバナビエンナーレ(キューバ、2003年)では、途上国で欧米の多国籍企業によって広まる消費主義の比喩として、架空のウィルスを作り出すプロジェクトを行なった。他に、2005年2月の津波被害者のためのアーティストによるチャリティーオークションの実施などがある。

 


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