YOKOHAMA 2005: International Triennale of Contemporary Art

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参加アーティスト詳細-K

〔作品写真〕キムスージャ

キムスージャ (韓国) / Kimsooja 29

URL1957年大邱(テグ)生まれ。ニューヨーク在住。

古着を包んだり、美術館のカフェのテーブルクロスに使ったり、洗濯物のようにロープに吊るしたりと、韓国の伝統的な織物で作られた色鮮やかなベッドカバーをさまざまに使いこなしたインスタレーションで国際的に知られる。1999年からは、自身が登場するビデオ作品の制作にも力を入れている。第48回(1999年)、49回(2001年)のヴェネチア・ビエンナーレをはじめとして、サンパウロ、シドニー、釜山、光州など、世界各地の主要なビエンナーレ、トリエンナーレで活躍。今年の第51回ヴェネチア・ビエンナーレにも参加する。

〔作品写真1〕キム・ソラ

〔作品写真2〕キム・ソラ

キム・ソラ (韓国) / Kim Sora 30

1965年ソウル生まれ。ソウル在住。

社会的に疎外されている人とのコラボレーションや、観客が参加することによって成立するプロジェクト型の作品を多く手がけ、既成の社会的システムに代わる、新たな関係性のあり方を提案する。近年の主な活動として、「台北ビエンナーレ」(2000年)、「ヴェネチア・ビエンナーレ」(2001、2003年)、「越後妻有アートトリエンナーレ」「デメーテル」(2003年)に参加。今回は、地元の合唱団やブラスバンド団と共に音楽を演奏するコラボレーションワークを試みる。歌詞とメロディを、それぞれ違った国でよく知られた曲から選び、作家自身で編曲する。起源のわからない、しかしどこか懐かしい楽曲を、パフォーマンスライブによって発表する予定。

[作品写真]小金沢健人

小金沢健人 (日本) / Takehito Koganezawa 31

URL1974年東京都生まれ。ベルリン在住。

1999年、ベルリンへ渡り、以後ドイツを拠点にグループ展や国際展などへ出品している。2001年、文化庁芸術家在外派遣研修員になり、2005年には、ベルリン州政府の学術・研究・文化局より奨学金を受ける。小金沢は、色鉛筆のドローイングやビデオ、パフォーマンスなどにより、ある行為や現象などに着目した作品を制作する。それらの考えうる限りのパターンを集める、あるいはそれらが発生する空間や時間を歪めてみせることで、見る者の知覚を混乱へと導いていく。

〔作品写真〕KOSUGE 1-16

KOSUGE 1-16+アトリエ・ワン+ヨココム (日本) / KOSUGE1-16 + Atelier Bow-Wow + YOKOCOM 32

KOSUGE1-16(2001年結成)は車田智志乃、土谷享によって結成されたアーティストユニット。葛飾区の小菅を拠点とし、ユニット名は2人の現住所を表している。小菅の小さな家での二人の共同生活がきっかけとなり活動を開始。身近な場所での毎日を豊かにすることに重点を置きながら、地域の特異性を生かしたインスタレーションやプロジェクトを行なっている。卓上サッカーゲームの拡大版とも言える今回の作品は、会場に巨大なサッカーボードゲームが登場。参加者は人間の1/2スケールの人形を操作してゲームを行なう。グラウンドを俯瞰し、手先で操作していた従来のボードゲームと異なり、プレイヤーは全身を動かしてゲームを行わなくてはならず、観念的動作と身体的動作のスケールの差を体感することができる。また、建築家ユニットのアトリエ・ワン(1992年設立)は周囲に観戦スタンドを制作。スポーツコミュニケーションについて考えるNPO、ヨココム(2003年設立)は会期中にイベントを開催する。

KOSUGE 1-16URL
アトリエ・ワンURL

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〔作品写真〕黒田晃弘

黒田晃弘 (日本) / Akihiro Kuroda 33

1970年北海道生まれ。札幌市在住。

2000年より黒田一人による芸術文化向上委員会「lopnor」の活動を開始、さまざまなイベントや展覧会、パーティなどを企画制作する。他者との関係生成のきっかけとして「似顔絵描き」をはじめ、最近ではそれが主要な表現活動、兼自身の生活の一部となりつつある。主な展覧会活動としては「和の方程式」(2001年、アリアンスフランセーズ、札幌)、「A MUSE LAND 2003」(2003年、北海道立近代美術館、札幌)、「U-5000」(2003年、CAI、札幌)など。

 


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