出品予定作家一覧
Carlos Garaicoa
カルロス・ガライコア
1967年キューバ生まれ
現在キューバ在住

現在、キューバの若手作家のなかでももっとも注目されている一人である。キューバの首都ハバナの古く朽ち果てたヨーロッパの古典的植民地建築でできた町を、新しく美学的・社会的な観点から読み直し、それを写真作品にするという仕事をしてきた。その視点は、時には都市の俯瞰図から建築の装飾の細部に至るが、そこに作り出される新鮮な都市の読み直しは、非常にコンセプチュアルな仕事となっている。トリエンナーレでは、横浜という都市を意識しつつ、彼が生み出す都市のイメージを大きなテーブルの上のインスタレーションとして、生成させる。




Yokohama Triennale 2001