出品予定作家一覧
Atul Dodiya
アトゥール・ドディヤ
1959年インド生まれ
現在インド、ムンバイ在住

インドの神話、政治家、社会的な現実、ポピュラー・カルチャーなど、多様な要素を取り込んだ絵画を制作しているアーティスト。このトリエンナーレでは、街頭の光景のように並べた6つのシャッター・ペインティングを出品する。ボンベイの庶民的な町によく見かけるシャッターの上に直接に描いたもので、扉を巻き上げるとその中の壁にもう一つの絵が現れるという仕掛けである。彼自身の家族の肖像などの個人的なイメージと矛盾に満ちたインドの歴史や現状の光景のアレゴリカルな二重性を、シャッターそのものの構造に託したユニークな作品群である。
2000年「Century City」展(テイト・モダン)に出品。2001年6月、トリエンナーレに先駆けて国際交流フォーラムにおいて日本で初めての個展を開催。




Yokohama Triennale 2001