2017.11.06

ご報告

ヨコハマトリエンナーレ2017 閉幕のご挨拶

ヨコハマトリエンナーレ2017は、約3カ月間の会期を経て、11月5日(日)に無事閉幕いたしました。ご来場いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

国際展が林立する時代において、今回のヨコハマトリエンナーレ2017では、「島と星座とガラパゴス」というタイトルのもと、「接続」と「孤立」をテーマに展覧会を構成しました。私たちを取り巻く社会や人間のあり方を反映し、多くの方々から強い共感を得るとともに高い評価をいただきました。

また、若者から中高年まで実に幅広い年代の方々が来場され、加えて海外からのお客様も増え、前回にも増して様々な層の皆様にお越しいただきました。横浜トリエンナーレが、国内外に広く認知されてきたのではないかと実感しております。

市民サポーターの活動も益々充実しました。横浜の街歩き情報を盛り込んだ冊子やスタンプラリーの配布、英語による展覧会解説なども行い、現代アートに馴染みのない来場者を歓迎する献身的な活躍は、横浜トリエンナーレにとって大きな支えになりました。

2020年、横浜トリエンナーレは誕生から20年の節目を迎えます。

横浜トリエンナーレが、日本を代表する現代アートの国際展として、同時代のアーティストが作り出す新しい表現を身近に経験する機会を創出し、作品を通して世界や人間についての思いを深める機会となることを願っています。

最後になりますが、本トリエンナーレを実現するために、参加アーティスト、美術館、ギャラリー、ご所蔵者、ご協力並びにご支援いただいた関係機関、企業、団体の個人のみなさまの多大なるお力添えをいただきました。ここに深く感謝申し上げます。
 

ヨコハマトリエンナーレ2017 ディレクターズ
逢坂恵理子、三木あき子、柏木智雄

 

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